『マーケットアウト・ビジネス』を産み出す現場より
コーポレートセンター・・・野元 義久
今回は、現在進行形で新規事業を企画開発している立場から、その苦悩の過程(笑)をお送りします。
“事業領域の選定・決定”
現在、「個人に寄り添う学び事業」を礎に進めています。すべては書けませんが、一人一人のビジネスビジョン・ライフプランに照らして、必要な学びを提供していくというオモイです。「自分の知りたいことから教えて欲しい・学びたいところだけ学びたい」「わかるのは通過点であり、できるという最終成果までたどり着きたい」「そもそも、何を学べばいいのか相談にのって欲しい」など、これまでのプレイヤーが提供者側論理で踏み込んでこなかった荒野を開拓し始めるという気持ちです。世の中に研修や塾・稽古事・資格制度はあふれていますが、個人からみると、「学ぶ」のは「何かに活かす(活かしたい)」からだと考えています。ここに、まだまだ満たされていない欲求があるのではないか、と着目しました。
“私自身は、どこに立脚するのか”
「満たされない欲求」は「学びの領域」だけでなく、あまたあります。私の場合は、「自分が勝てるのか」「勝ち続けられるのか」を考えました。自分のこれまでの経験から「勝てるかどうか」を考え、根源的なこだわりから「勝ち続けられるのか=やり続けられるか」と考えて、結果、「学びの事業」と定めました。エムアウト社では幾つかのルールの下、自分で企画開発する事業領域を決めていきます。ある意味、自由に決めていいという環境下では“どこに立脚するのか”の出発点でも相当な思考を要しました。
“どう考えてきたか” “何が鍵か”
エムアウト社には、『マーケットアウト』ビジネスを企画開発・運営していく際に大変参考になる思考フレームが幾つもあります。このうち、『マーケットの真なる欲求』と『提供者側の論理』とのギャップを浮き彫りにしていくというフレームを良く用いています。難しいのは「マーケットを少しずらしたり絞ったりする」と、真なる欲求も変わり→対比される提供者が変り→ギャップも変る、ので、最も魅力的なビジネス機会を決めるまでには数限りない試行錯誤を繰り返す必要があることです。まだまだ初期の初期であり、これから事業を立上げて運営・発展させていくには異なる大きな壁に何度もぶち当たるでしょう。『起業専業企業』として保有している、「壁を乗り越えていくノウハウ」を活かしながら、また自身でも新たな事例を創り上げていくつもりです。