「身近なマーケットアウト」
最近、髪を切りました。自宅の近くにある「カットのみ」に特化した床屋さんです。サービス内容はまさに「カットのみ」で、10分程度で要望に沿ってテキパキとカットして、最後は掃除機で切った髪を吸い取って終了です。料金はたったの1,000円、いつも重宝しています。
以前は、既存の床屋さんで髪を切っていました。時間は1時間位。料金は4,000円で、サービスはカットに加え洗髪・顔剃り・髭剃り・肩揉みがあるという内容です。当時の自分にとっては、洗髪などカット以外のサービスは、特に絶対必要というわけではなく、結果として「散髪代は割高だなあ」という印象を持っていました。つまり、「プロダクトアウト」だと感じていたのです。その業界も今や1,000円カットが主流、既存の床屋も値下げやサービスアップでの対抗を余儀なくされています。
「カットのみ」を希望するお客様に対して、既存の床屋が真似できないような徹底的な合理化を図ることにより、短い時間・安い価格でサービスを提供し、業界全体の構図を変革する、まさにマーケットアウトが実践されていると思います。