いまの自民党を見ていると、色々なことがよくわかる。自民党という55年体制で大成功を治め、戦後のほんの一時期を除いて、政権を維持し続けた政党では、今、その成功の復讐にあっているといえるだろう。一度出来上がってしまったもの、ましてや成功を治めたものは簡単には変えられない。小泉さんはその自民党を「ぶっつぶす」といって拍手喝采を浴びた。しかし安部さんになり、福田さんになって、またもと来た道へ逆戻りしているように見える。そうかといって民主党なら、新しい政治に変えられるかといえば、民主党も同じように古い体質を持っている。
企業家の立場で考えれば、全く新しい発想で新党を創るのが一番いいように思えるが、政治の世界ではかつて新党が成功した例はない。経済とは違う世界なのかもしれない。
経済の世界では、成功をおさめた企業がその事業を守り、改善し合理化して、更に発展させる道もあるが、全く新しい発想で新たに創った方がよい場合もある。エムアウトの場合は、後者に徹底的にこだわっている。
新しい事業を創る場合、何が一番重要かというと、それはビジョン、コンセプトレベルでの発想の転換である。
戦略・戦術レベルで新しいことを考えても、経験豊富な大企業に勝つことは難しい。
基(もと)のところで発想の転換が出来れば、あとはかなり有利な戦いを進めることが出来る。
難しいといわれる意識改革も、発想が転換されれば自然に行われるものだ。
新しいビジネスをどんどん創り出すエムアウトでは、基のところで発想の転換をすることが最も重要な条件になるだろう。