会長メッセージ

【会長語録】「スタートアップカンパニーの成長率について」

1.「スタートアップカンパニーの成長率について」

Q1 
    短期間で急成長をするスタートアップカンパニーもありますが、スタートアップカンパニー
    における成長率はどのように考えたらよいのでしょうか。


A1 スタートアップカンパニーの成長率についていくつか考えてみましょう。

【1】 スタートアップカンパニーの成長プロセス。

十分に検討、実証された事業計画に基づいて、新しい事業会社が設立され、ビジネスが動き始めます。
しかし、新しいビジネスモデルを確立するまでには多くの試行錯誤を繰り返すことになります。
通常早くとも3年〜4年ほどはかかると思います。そして「これならいける」というビジネスモデルが確立
出来れば、一挙に成長戦略の開始です。
少なくとも年率で倍以上の成長が欲しいところです。もたついていると後発の競争相手に抜かれる可能性があります。

【2】  成長率が高いスタートアップカンパニー。

そのスタートアップカンパニーのビジネスモデルが、絶対的付加価値が大きく、スケールメリットが十分に出るもので、しかも、それは既存の大企業がやりたくても出来ないものであれば、おのずと成長率は高くなります。年率で3倍、4倍と伸びることは十分に考えられることだと思います。

【3】  量的成長と質的成長のバランス。

伸びる時はどんどん伸ばすことが必要ですが、量的成長が先行して、質的成長がともなわない場合は量的成長をある程度コントロールすることが必要になります。人材の確保や育成はそんなに早く出来るものではありません。


【4】  短期間に急成長するスタートアップカンパニーの問題点。

スタートアップカンパニーで急成長する場合がありますが、発想の転換や差別化が戦術レベルであったり、アイディアレベルのものである場合は一時的には脚光を浴びますが、既存の業者に、すぐまねされて、成長に急ブレーキがかかることがあります。
ビジネスモデルそのものに問題があるということです。


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