会長メッセージ

【会長語録】「マーケットアウトな組織とは」



Q: マーケットアウトを実現できる組織とはどういう組織でしょうか。



A:  
【1】 社外との関係においてお客様と直接繋がっていること。
お客様との間に代理店などの業者が入らないことです。お客様のニーズを捉えて、そのニーズに答えるためには、お客様との間に別の業者が入ると、お客様の本当のニーズが見えなくなってしまうからです。

【2】 お客様の立場で常に考える組織であること。
マーケットアウトビジネスは、マーケットの利益の最大化を目指すビジネスです。
従って 「こちらからお客様を見て商売をしないで下さい、お客様の側に立って、こちらを見て商売を創って下さい、商売を考えて下さい」と言っています。
従ってプロダクトアウトビジネスは商品別、サービス別の組織になりますがマーケットアウトビジネスは、マーケット別の組織を創ることになります。

【3】 それぞれの組織はマーケットに提供する明確な目標を持っていること。
マーケットに提供する絶対的付加価値は何かという明確な目標を持っていること。
社長は会社全体の目標を、部門長は部門の目標を、チームリーダーはチームの目標を、社員は個人の目標を持って、日々その目標に挑戦していることが必要です。

【4】 コアコンピタンスになるもの以外は出来る限り、組織を持たないこと。
マーケットアウトビジネスはお客様の利益を最大化するビジネスです。
従って色々なものを持つと、持った分だけ、こちらの都合が出てきてお客様のニーズに答えられなくなります。
例えば、製品を造る工場を持ったとします。しかしその製品が中国でもっと安く造れるようになっても、すぐに買いに行く訳にはいきません。
また、在庫をたくさん持ってしまった為に、新製品が発売出来なくなったりします。
 いずれもお客様の利益の最大化に貢献できなくなります。
世の中の変化のスピードが益々早く、大きくなっています。その時代の変化に適応するためには、コアコンピタンスになるもの以外は出来る限り組織を持たないことが必要になります。

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