新規事業失敗事例・低カロリー専門ショップ カロデリカ

低カロリー特化型デリショップを立ち上げましたが、約1年半で店舗をクローズし事業を撤退。

ヘルシーで低カロリーなお弁当・総菜というコンセプトは、出店交渉先の商業施設の担当者からも評判がよく、会社を設立して半年足らずで、新店舗を2店同時にオープンいたしました。

ところが、上々の滑り出しと思った事業はすぐに壁に突き当たりました。想定以上に人件費や食材の廃棄ロスなどのコストがかかります。様々な試行錯誤を重ねましたが、どれも現状を抜本的に改善することはできず、 結果として約1年半で店舗をクローズし、事業を撤退。

敗因は、構造的にやり方を変えずに既存業界の延長線上でビジネスを展開したこと。既存の会社が「なぜ、やらないのか」「既存業界より構造的に有利なやり方に転換できているか」を新規事業の要件として蓄積しました。